2023年7月31日(月)
文化部も頑張っています

 体育系の部活動は、中体連秋季総合体育大会に向けて頑張っていますが、文化系の部活動も頑張っています。
 美術部は、ある大会のコンクールに作品を出品するため、それぞれが課題に向き合って作品制作に取り組んでいます。また、情報科学部は、部長さんを中心に、文化活動発表会に向けての動画編集に取り組んだり、それぞれの活動に取り組んだりしています。

 文化系の部活動も体育系の部活動同様、それぞれがそれぞれの課題に向けて、よりよいパフォーマンスを生み出そうと頑張っています。作品が完成したら、ぜひ見せてくださいね。楽しみにしています。

2023年7月30日(日)
中体連秋季総合体育大会2

 先日のサッカーに続いて、この土・日曜日の中体連秋季総合体育大会では、陸上、野球、ソフトテニス、柔道、剣道の各競技が行われました。
 この土・日は、特に暑さが厳しく、そのような中でも、日頃練習してきた成果を出そうと、生徒たちは一生懸命大会に臨みました。

 本番の試合では、練習どおりの力が発揮できた人、発揮できなくて悔しい思いした人、様々ですが、これまでの練習も含めて、そのどれもが将来に向けての貴重な経験として蓄積されるものと思っています。

 特に3年生の皆さんは本当にお疲れさまでした。
そして、保護者の皆様、暑い中、温かい応援をありがとうございました。

2023年7月29日(土)
佐方会館夏まつり「納涼の夕べ」

 4月に佐方会館のリニューアルに伴って、オープニングセレモニーで廿日市中学校の有志のみなさんが「廿中ソーラン」を披露し、息の合った迫力ある動きの演舞が大変好評だったため、「7月の終わりに予定されている納涼の夕べでも踊ってもらえないでしょうか」と声をかけていただいていました。
 この佐方会館の夏まつり「納涼の夕べ」は4年ぶり、そして、佐方会館がリニューアルされて初めての開催ということでした。そのトップバッターを飾ったのが廿中ソーランです。気が付けば、多くの観客が集まり、多くの人が注目する中、ピンクと白の法被をまとい、堂々と声を出し、伝統のソーランを踊りきりました。

 今回は、中体連秋季大会が重なっており、練習も大変だったと思いますが、全員の動きが一つになって、見ている人たちを魅了し、終わった時は、大きな拍手に包まれました。この時感じた一体感のようなものがとても心地よかったです。

 終わった後は、前回と同様に、言われなくても自分たちが使用した控室をきれいに掃除して、「ソーラン」だけでなく、このような行いも、先輩達から受け継がれてきているのだろうと、改めて廿日市中学校の伝統の素晴らしさを感じました。

 参加してくれた生徒のみなさんには、暑さも吹き飛ぶようなたくさんの元気をもらいました。どうもありがとうございました。そして、お疲れ様でした。

2023年7月28日(金)
PTA・生徒会懇話会

 PTAの執行部の方々が、生徒会執行部の要望や意見を聞いてくださる毎年恒例の「PTA・生徒会懇話会」を開催しました。主にPTAが「生徒会支援費」として予算に計上している10万円の使い道について話し合います。
 生徒会執行部からは、行事などで、運営をスムーズに行うために、離れた場所にいる生徒同士が、緊密に連絡を取ることができるように、トランシーバーの要望がありました。また、生徒会室で委員会の資料などを作成するため活用しているパソコンのマウスが壊れているので、交換してもらいたいという要望もありました。
 PTAの方からは、「その要望を叶えるために、相手に分かりやすい伝え方をするにはどうすればよいか」など、プレゼンをもっと工夫するとよいといったご示唆をいただきました。
 「廿日市中学校をよりよくしたい。」という熱意は同じなので、PTA執行部の皆様、生徒会執行部の皆さん、また、いろいろな機会でお話をさせてください。今日は、暑い中、どうもありがとうございました。

2023年7月27日(木)
廿日市中学校学校保健委員会

 大変お忙しい中、そして猛暑の中、学校医2名・学校歯科医・学校薬剤師・PTA会長にお越しいただき、今年度初めての「廿日市中学校保健委員会」を開催しました。
 本委員会は、生徒の健康診断の結果などを基に、本校生徒の健康状態を把握し、学校として何ができるか考えたり、どのように健康づくりを推進したらよいかなどについて、専門的な見地でご意見をいただける大切な機会です。
 先生方からは様々なご意見をいただきましたが、今回特に話題になったのが、視力の低下です。1人1台のタブレットの利用で、これまで以上にICT機器を使用する時間が増えてきたと思います。家庭でゲームに夢中になる生徒も多いと聞きます。
 30分に1回、20秒遠くを見るだけでも、少しは視力の低下に効果があるそうです。また、寝る1時間前からは、デジタル画面を見ないようにするのもよいそうです。簡単にできることからやってみるのもよいですね。

2023年7月26日(水)
暑さに負けず…

 最近、気温が35℃近くまで上がり、暑さが増してきました。
 そんな中、多くの廿中生は部活動に励んでいます。今週末が中体連秋季大会という部もあり、本番で暑さに対応するためには、この暑い中での練習も大切なのかなと思います。確かに暑いですが、この暑さにも徐々に慣れてきた感じもします。

 ずっとエアコンの効いている部屋で過ごしていると、外の暑さはこたえますが、暑い中で練習することにある程度慣れておくことも、試合で力を発揮するためには必要なのかもしれません。
 あまりの暑さに、花壇の花も枯れてしまったものもありますが、多くの花が、暑い中でもきれいに咲いています。体育館横の渡り廊下の花壇へは、ソフトテニス部の生徒が水やりをしてくれています。花も暑さに負けず、頑張っています。

 活動した後は、しっかり休息をとって、食事・睡眠・運動のバランスを保ちながら、この夏を乗り越えましょう。

2023年7月25日(火)
中体連秋季総合体育大会1

 中体連秋季総合体育大会の各競技のトップを切って、サッカーの大会が行われました。
 土日に行われた予選リーグを勝ち上がった廿日市中学校サッカー部は、午前中の準決勝に臨み見事勝利を収めました。

 続く、午後からの決勝戦は、決勝戦にふさわしい1点を争う素晴らしいゲーム内容でしたが、アディショナルタイムに失点して、惜しくも優勝を逃しました。

 3年生にとっては、勝っても負けても最後の公式大会とあって、試合に対する気迫が伝わってくるナイスゲームでした。このかけがえのない経験を普段の生活に置き換えて、残りの学校生活や将来に向けて生かしてくださいね。
 本当に3年間お疲れさまでした。そして、保護者の皆様、いつも温かい応援をありがとうございました。

2023年7月24日(月)
夏休みは内容の濃い練習を

 中国地方は梅雨が明けてから、連日猛暑が続いています。夏休みは、部活動の時間がしっかりと取れることから、各部とも大会やコンクールに向けて、練習を積み重ねています。
 「練習はうそをつかない。」という言葉もあります。しっかり練習していれば、よい結果と結びつく可能性も高いと思います。単に練習量を増やせばよいというのではなく、いかに自分の課題と向き合って、内容の濃い練習に取り組むことができるかが大事です。

 暑い日が続きますが、それぞれの大会・コンクールに向けて頑張ってくださいね。

2023年7月22日(土)
地域を盛り上げました!~佐方夜市夏祭り~②

 今回の「佐方夜市夏祭り」で大活躍した部があります。体育祭をアナウンスで盛り上げてくれた放送部です。ステージに出る団体を紹介したり、ステージ発表の感想を述べたりと、見ていて大変そうでしたが、落ち着いて話していて、感心しました。
 今回、司会は、本校の学校運営協議会委員でもある「FMはつかいち」の 倉本良一 さんとのコラボレーションで、倉本さんとも軽妙なトークを繰り広げて、聞いていて楽しかったです。
 4年ぶりの開催とあって、大勢の人がこのお祭りに参加しており、地域がつながることの素晴らしさを間近で見られ、そこに廿日市中学校の生徒が関わっていることを嬉しく思いました。

 放送部のみなさん、準備から本番まで、倉本さんとのコラボで貴重な経験ができましたね。お疲れ様でした。

2023年7月22日(土)
地域を盛り上げました!~佐方夜市夏祭り~①

梅雨も明け、夏休みが始まりました。生徒のみなさんにとっては、楽しみがたくさんあることでしょう。
 夏といえば夏祭りですね。この日は「佐方夜市夏祭り」が行われ、楽しんでいる廿中生のみなさんを多く見かけました。この「佐方夜市夏祭り」は、コロナ禍で3年間実施されていませんでしたが、今年は4年ぶりにやっと実施することができ、夜店やキッチンカーも来て、たくさんの人でにぎわっていました。
 そんな「佐方夜市夏祭り」のステージにトップバッターとして登場したのが、廿日市中学校吹奏楽部です。昨日まで、音合わせをしているのが聞こえて来て、この本番がとても楽しみでした。夕方なのに立っているだけでも汗が流れてくる中での演奏でしたが、ソロの演奏もあって、聞いている人を楽しませてくれました。あっという間に時間が過ぎ、最後はアンコールもあって、大変盛り上がりました。
 吹奏楽部のみなさん、軽快な音楽で地域を盛り上げてくれてありがとう!お疲れさまでした。

2023年7月21日(金)
この時代を生きるすべての人たちへ
 
 3年生が技術・家庭科(家庭分野)の授業で介護福祉の学習をしています。講師に、トレニティカレッジ広島医療福祉専門学校の 吉岡 俊昭 先生をお迎えして、「絶対介護時代~この時代を生きる全ての人たちへ~」と題してお話を聞きました。
 ご自身の介護の体験やそのときのおじいちゃんやおばあちゃんの様子について、力強く、ときにユーモアもまじえながらお話しくださるので、生徒たちはどんどんと話に引き込まれます。

 「自分の普通は他の人の普通じゃない。」「介護はその人の生き様を守る仕事。」「生きていれば必ず幸せは訪れる。」など、先生の熱のこもったお話しぶりに、思わず涙をぬぐう生徒も見られます。
 最後は、進路先を決めていく3年生に向けて、「自分らしく輝いて進んでほしい。」と熱い熱いエールを送ってくださいました。
 生徒の感想を見ると、「自分の価値のみで物事を考えて、それが人を苦しめるような結果にならないように、これからは人の立場や考え方を大事にしていこうと思う。」など、今の自分を振り返る生徒がいたり、「一人一人の生き方が知れ、たくさんの個性をもっている人たちと関われて楽しそう。」など、介護の仕事に興味をもったり、イメージが変わったという生徒もたくさんいました。
 命や心に寄り添う難しさ、尊さを教わった大変貴重な2時間となりました。吉岡先生、ありがとうございました。
2023年7月20日(木)
中体連・県吹奏楽壮行式

 1学期の終業式の後、中体連秋季総合体育大会、広島県吹奏楽コンクールの壮行式をオンラインで行い、各部の部長から、大会やコンクールに向けての決意や目標を力強く語ってもらいました。
 これらの大会やコンクールは、3年生にとっては、中学校生活最後の公式の大会となります。入部してからこれまでの部活動においては、大会や練習試合、発表会等で悔しい思いをしたり、仲間と意見が食い違って悲しい思いをしたり、部のことで悩んだり、苦しんだりしたこともあったかと思います。
 でも、中学校での部活動を共に過ごしてきた仲間とも、今回が一緒に出場できる最後の大会になります。
 ともに部を支え、後輩たちを見守り、一緒につらい練習を乗り越えてきた、かけがえのない仲間との最後のチャンスです。悔いがないように精一杯、最後の大会を楽しんでください。
 2年生・1年生も、3年生の最後の大会を精一杯支えてくださいね。

2023年7月20日(木)
1学期終業式、そして期末懇談会

 今日で1学期が終了です。
 終業式では、校長先生から、「変革」をキャッチフレーズに行われた6月の体育祭で、廿中のリーダーである3年生を中心に、2年生・1年生とともに、自他を尊重し、それぞれのよさを生かしながら、一生懸命練習や本番の競技に取り組み、見ている多くの人に感動と元気を与えてくれたこと。また、一人一人のよさを大切にし、一人一人の一生懸命さを素直に応援できる廿中生は、本当に素晴らしいといった話がありました。

 これからも引き続き、「人に害せず 自己を守り」の廿日市中学校の伝統の校訓を胸に、元気で明るく、自分を磨き、周りの人を大切にできる温かい廿日市中学校をみんなで一緒に紡ぎ、織り成していこうと締めくくられました。

 生徒指導主事からは、主に、SNSを適切に使ってほしいことや、人間関係のトラブルなどでつらい思いをしたり、苦しんだりしたときは、信頼できる大人や相談窓口に必ず助けを求め、命を守る行動をしてほしいといった話がありました。
 また、今日は期末懇談会の初日でした。
 3年生の教室には、自作の俳句や毛筆の生徒作品が展示されています。保護者の皆様には、期末懇談で来校される際は、是非生徒たちの気持ちのこもった作品をご覧いただければと思います。

2023年7月19日(水)
平和のメッセージカード

 3年生が英語科の授業で、これまで学習した用語や用法を使って、平和のメッセージカードを作成しています。
 今年は、昭和201945)年、広島に原爆が投下されて78年目を迎えます。今世界では、ウクライナ情勢が緊迫して、核兵器が使用されるのではないかという懸念もあります。

 78年前というと、生徒の皆さんはまだ生まれていませんが、一人一人が平和のために何ができるか考えることは大事なことです。この平和メッセージもその一つかもしれませんね。

 よく見ると、英語以外の言語もあります。いろいろな国の方にも、みんなの平和への思いが届くとよいですね。

2023年7月19日(水)
色見本を作ろう!

 1年生が美術科の授業で、アクリル絵の具を使って、色面構成の基本的な技法について学習しています。
 同じ色でも、水の量(水分)が少なかったり、多かったり、適度な水加減で、随分と色の雰囲気が変わってきます。意識して水の量を加減することによって、かすれやにじみなどを表現効果として使えるようになります。
 生徒たちは、好きな色を選び、水の加減を調整しながら、3つの円を順に塗りつぶして違いを表現しようとしてますが、「全部同じに見える。」「水の量が多すぎた。」など、苦戦しています。

 美術科では3年間、アクリル絵の具を使います。各自が作っている色見本は、色ごとの適切な水加減を知るとともに、イメージする作品を表現するヒントになります。いろいろ思考・表現しながら、作品制作の参考となる色見本を作っていきましょう。

2023年7月19日(水)
担架格納箱の設置

 廿日市中学校ではこれまで、ケガなどで歩けない人を運ぶための担架を保健室に置いていました。しかし、緊急を要するときに保健室が閉まっていると初動が遅れることから、誰でもいつでも、必要な時に使用できるように、南棟1階の階段付近に設置しているAEDの横に置くことにしました。
 業者の方に来ていただき、担架格納箱を設置していただき、担架を保健室から移動しました。でも担架は、頻繁に使われることがないのが一番ですね。

 暑い中、設置していただきありがとうございました。

2023年7月18日(火)
生鮮食品の旬

 2年生が技術・家庭科(家庭分野)の授業で、生鮮食品の旬について学習しています。生鮮食品には、生産量が多くなり、味も良くなる時期(旬)があります。
 生徒たちはグループごとに分かれて、魚介類や野菜、フルーツの旬が春夏秋冬のいつ頃なのか、タブレット上でイラストを共有して分類しています。

 「ホウレン草って夏よね?」「えっ?冬じゃないん。」

 「ナスって夏なん?」「だって今、技術の授業で白ナスができとるじゃん。」
 「カニは、絶対冬よね。」などなど…。

 生徒たちは、自分の経験を重ね合わせながら、生鮮食品の旬を分類していますが、なかなか意見が合わず迷っています。
 今、野菜やフルーツについては、栽培技術や品種改良が進んだり、ハウスで育てられたり、魚については、鮮度が良いうちに冷凍され、解凍して販売されたりしています。生徒たちが、旬に迷ってしまうのは仕方ないのかもしれませんね。先生たちも自信がありません。

2023年7月18日(火)
共生社会の実現を目指して

 3年生が社会科の授業で、ある学校で起きた問題を題材にして、共生社会について学習しています。
 その問題の状況は、①新しく卓球部(7人)ができた。②今の体育館では卓球部は活動できない。③卓球部は体育館の半面を利用したい。④体育館を使うバスケットボール部(20人)、バレーボール部(24人)、バドミントン部(12人)、どの部も試合が近く、譲れない条件があり、解決策がまとまらない。

 この問題に対し、各グループで「効率」と「公正」の観点から、どんな内容で決まりを決めれば、みんなが納得できるか考えました。

 決まりが適切かどうかの観点は、①目的を実現するための適切な手段になっているか。②誰にとっても同じ内容を意味するものになっているか。③決まりをつくる過程にみんなが参加しているか。④立場を変えても受け入れられるものになっているか。⑤お金や物、土地、労力などが無駄なく使われているかです。さて、どのグループの解決策が、一番説得力があったでしょうか。

 これから将来も、多様な考え方や価値観をもつ人たちと互いの違いを認め合いながら、協力し生活していくことになります。考え方の違いによって対立が起こることがあっても、話し合いを通じて合意を導く解決策を考えたり、状況に応じて合意を作り出したりする必要も生まれてきます。
 このような共生社会を実現するためにも、現代社会に見られる課題の解決に向けて、今回学習した「対立と合意」「効率と公正」という考え方を生かしていけるとよいですね。

2023年7月15日(土)
広島県中学校選手権大会

 広島県中学校選手権大会(県大会)に出場を決めた各部の団体や個人が、先週から県内各地で熱戦を繰り広げています。
 サッカー部は地元開催ということで、HIROHAI佐伯総合スポーツ公園に県内各地区を勝ち上がったチームを迎えました。
 先週の1回戦は、雷雨で1時間以上中断があった中、集中を切らさず勝ち上がり、この日は2回戦でした。立ち上がりに隙をつかれて相手チームに得点を許し、その後廿日市中学校もチャンスがありましたが得点することができず、残念ながらそのまま終了しました。

 しかし、大竹市・廿日市市の代表として、最後まであきらめず頑張る姿はすばらしかったです。県大会という、いつもとは違う緊張感の中で試合ができたということは貴重な経験だと思います。ここではサッカー部の紹介をしましたが、県大会に出場した他の部も一生懸命頑張ったと聞いています。3年生にとっては最後の大会となる中体連秋季大会に向けて、この経験を生かしてほしいと思っています。

 まだ、これから県大会という部は、大竹市・廿日市市の代表として、廿日市中学校の代表として、悔いがないよう精一杯やってきたことを発揮してくださいね。

2023年7月14日(金)
比喩の効果

 日常生活において、話したり書いたりする時に、「まるで~のようだ。」「~みたいな人」などと表現することがあります。このような表現を「比喩」ということは、多くの人が知っていると思います。「比喩」とは、ある事柄を似たところのある別の事柄で表すことです。
 その「比喩」について、1年生が国語科の授業で詳しく学習しています。
 最初にペアである実験をしました。先生からタブレットに送られてきた図形をどんな図形か相手に説明するのですが、「比喩を使わない」という条件付きです。最初は、日常生活で比喩を使わないと思っていた1年生も、「ドーナッツみたいな…」とか「三日月のような…」と説明すれば分かりやすく伝えられるのに…ともどかしく思ったようです。
 そこで教科書を読み、比喩にはどんな効果があるのか…ということについて筆者の考えを読み取っていきました。
 筆者の森山卓郎さんは、「比喩には、形状を分かりやすく伝える効果や、物事の特性をより生き生きと印象付ける効果」があると述べておられます。
 つまり、比喩を使うと、形や大きさ、色などがより具体的に、鮮明に表現できるということですね。
 「比喩」というと難しく感じる人もいるかもしれませんが、本を読みながら、効果的な比喩表現を探してみるのも楽しいと思います。
 夏休みには作文の課題もあると思うので、そこでも「比喩」を効果的に使って表現してみてください。

2023年7月13日(木)
あっという間の50分

 1年生が英語科の授業で、これまで学習した疑問詞の後ろに続く英文のパターンをいくつか確認した後、それらのパターンを自分のものにするためにペアで交流しました。

What food do you like

What do you have for breakfast

How do you come to school

 など、用意された9つの質問をクラスの仲間に英語で答えてもらいます。9人の人に質問できたら終了です。
 とても感心したのが、ペアになった相手に対して、質問前、質問後に「Hello」「See you」などのあいさつを自然にすることができたり、相手の答えに対して「Me too」と普通に返したりしていることです。また、相手の答えに、うなずいたり、驚いたり、笑ったり、みんなが楽しそうに英会話に取り組んでいました。
 学習したことを振り返るのに、生徒たちの活動場面を多く取り入れ、クラスの仲間と一緒に、みんなで楽しみながら学んでいます。50分の授業があっという間に過ぎました。(ちなみに今日は校長先生もいっしょに授業に参加しました。)

2023年7月12日(水)
出迎え三歩、見送り七歩

 3年生が道徳の時間に、「出迎え三歩、見送り七歩」について考えています。
 「出迎え三歩、見送り七歩」とは、三歩前に出て人を出迎え、後ろから七歩ついて見送るという日本の「おもてなしの心」から生まれた礼儀作法のことです。
 実際に、お客様の立場と招く側の立場になって、出迎えるとき、出迎えられるときの思いや、見送るとき、見送られるときの思いを、実際に演技をしてみて、「おもてなしの心」について考えました。
 「普段から相手に敬意を払い、思いやる気持ちを考えて行動していくこと。」「相手に対価を求めるものではない。」「感謝の気持ちを忘れないこと。」など、「出迎え三歩、見送り七歩」という日本のよき文化をこれからも継承していきたいですね。

2023年7月11日(火)
解き方を思考することが大事

 2年生が数学科の授業で、連立二元一次方程式の問題が並んだ1枚のプリントが配られ、生徒がその問題に取り組んでいます。
 でも、生徒のプリントをよく見てみると、この連立方程式を解いて、xyの解を求めているのではありません。

 生徒は、「y ②-①」や「x ②→①」などの暗号のようなものをどんどん書き込んでいます。

 実はこれ、「yを消去するために、②の式から①の式を引く。」「xを消去するために、②の式を①の式に代入する。」という意味だそうです。
 つまり、今回重要なのは、この連立方程式を解くことではなく、加減法や代入法による解き方を理解できるようになることにあります。どうすれば、この連立方程式が容易に解けるかと思考することが大事で、それが理解できていれば、あとは解を求めるだけということですね。

2023年7月11日(火)
ねらいを定めてコントロール

 1年生が保健体育科のネット型球技の授業で、バレーボールに取り組んでいます。
 今日は、オーバーハンドパスとアンダーハンドパスを中心に練習をしました。オーバーハンドパスでは、「ひざ」「ひじ」「三角形」「指先」「おでこ」「落下地点」を、アンダーハンドパスでは、「落下地点」「一枚の板」「角度」「ひじ」「ひざ」「手首」のポイントを意識するようにしています。

 何度も練習するうちに、少しずつ上達しているような気がします。これらのパスがねらいを定めてコントロールできるようになれば、これからネットを挟んで行うゲームもきっと盛り上がりますね。

2023年7月9日(日)
青少年育成廿日市市民会議『標語』特選!

 4月に青少年育成市民会議が廿日市市内全小中学生を対象に募集した「標語」に取り組み、応募総数8,079点の中から10点が特選に選ばれ、本校の生徒1名が青少年育成廿日市市民大会で表彰されました。
 この標語のテーマは、学校生活や地域において、優しさ、思いやり、友情を育てようとするもの又は、家庭生活において、家族のだんらんや思いやり、家族の絆に関するものです。

 特選に選ばれた標語は、


「それはダメ! 言える勇気を 大切に」です。


 家族や友達など、大切な人だからこそ、いけないことはいけないよときちんと伝えることの大切さをうまく表現していますね。
 この表彰式の後、廿日市市内中学校の吹奏楽部の演奏が予定されていましたが、大雨警報のため、残念ながら中止となりました。また、吹奏楽部の演奏が聞けるのを楽しみにしておきましょう。

2023年7月7日(金)
不審者対応避難訓練

 不審者の侵入などによる緊急事態に、迅速・的確に対応し、安全確保を行ったり、どのように避難するのかを理解したりするため、不審者対応避難訓練を行いました。
 不審者の出現場所を生徒玄関前として、授業を受けている各クラス内での避難について訓練をしました。不審者侵入の合図と同時に、戸締りをし、カーテンを閉め、電気を消し、バリケードをつくり、廊下の反対側に集まり姿勢を低くする行動をとりました。

 不審者侵入の場合、特に大切なのは、不審者に気付かれないようにできる限り静かに行動することです。掃除の時のような大きな音を立てての机や椅子の移動では、そこに人がいるのを不審者に知らせることになります。
 教室の中に誰もいないと不審者に思わせることが大切です。誰もいないとは、声や音がしないことです。机や椅子の音や歩く音、どんなに怖くても絶対に声を出さないことが大切です。
 最後に担当者より講評を行いました。今日の訓練は、屋外に逃げる余裕がない場合ですが、シーンと静まり返った校舎の様子から、各クラスとも先生の指示で、スムーズに避難体制を確保することができたのではないかと思います。

 不測の事態はいつ起こるか分かりません。今日の避難訓練を思い出して、いざという時は、冷静かつ的確に行動することが大切ですね。

2023年7月7日(金)
広島県選手権大会壮行式2

 先日に引き続き、広島県選手権大会壮行式Part2を実施しました。今日は、個人で出場する体操競技、水泳競技の代表者に意気込みを語ってもらいました。
 廿日市中学校では、体操競技や水泳競技で頑張っている仲間もいます。県大会での皆さんの活躍を期待しています。
 今回、廿日市中学校からは、たくさんの廿中生が県大会に出場します。そこで、県大会に出場する皆さんには、心に留めておいてほしいことがあります。
 「気持ちよく競技ができるように会場をきれいに準備してくださる人」、「練習してきたことが十分発揮できるようにスムーズな運営をしてくださる人」、「会場まで皆さんを運んでくださる人」、「部活動に必要なものをいつも揃えてくれるおうちの人」、そして、「応援してくれる廿日市中学校の仲間」。
 皆さんの県大会出場は、たくさんの人に支えられています。そのことを忘れず、すべての人に感謝しながら、精一杯県大会を楽しんでほしいと思っています。頑張れ廿中!

2023年7月6日(木)
基本的なバット操作の練習

 2年生が保健体育科のベースボール型球技の授業で、ソフトボールに取り組んでいます。
 基本となるバットの握り方(グリップ)や構え方から、ボールを捉える際の体重移動(踏み込み)、バットの振り方(テイクバックやスイング)、ボールを捉えた後の身体や用具の操作(フォロースルー)など、基本的なバット操作の練習をするため、グループごとに分かれて、順番にやさしいボールを打ち返しています。

 ポイントを捉えてスムーズなバット操作ができている人は、ボールが気持ちよく飛んでいます。

 今後ゲームをする際には、今練習している基本的なバット操作を生かし、気持ちよくボールを打ち返して、みんなで楽しくゲームができるとよいですね。 

2023年7月5日(水)
3年生朝学習スタート!

 今日は朝から雨が降っていましたが、早くから登校してきた3年生がいました。7時30分から始まる3年生の朝学習に参加するためです。
 3年生の朝学習は、毎週水曜日、朝7時30分から8時まで行われます。

 継続して学習を続け、教科書の例題レベルの基本的な内容に習熟し、自主勉強ノートに取り組むことで、自己表現で使えるアイテムを増やすことを目的にしています。毎週出席して、やりきると、大きな自信になると思います。
 一回目の今日は、10数名の3年生が出席し、数学の問題に真剣に取り組んでいました。期末試験が終わったばかりですが、3年生は、受験生として、今、自分にできることを頑張っています。時には教え合う姿も見られ、こんなふうに仲間と支え合って受験を乗り越えてほしいと思いました。

 一回30分の学習ですが、毎週続ければ大きな力になります。「継続は力なり」です。小さなことの積み重ねが、受験本番の時に大きな支えになると信じて、頑張ってください。学校は廿中受験生を応援し、サポートしていきます。

2023年7月4日(火)
字形の整え方を理解して…

 1年生が国語科の授業で、美しい字を書くために、字形の整え方に注意を払いながら、「大志」という字を毛筆で書いています。
 この「大志」は、全国書画展覧会に出品するので、みんな真剣に練習しています。今日はその中から1枚を選び、タブレットで撮影したものをロイロノートで先生に提出しました。

 次の授業では、先生が各自に修正点を記入したものを返し、それを基に清書を仕上げます。

 字形の整え方を理解するということは、いろいろな場面で字を書く際にもそれが生かされ、きっといつも美しい字を書くことができるようになりますよ。

2023年7月3日(月)
卒業アルバム用部活動写真

 先週から、卒業アルバム用の各部活動の写真撮影をしています。今日は、運動部を中心に撮影を行いました。運動部の3年生は、7月末から8月初旬にかけて行われる秋季総合体育大会が、廿日市中学校での最後の公式大会になります。
 どの部活動の3年生も、リラックスしながらも引き締まった表情で写真に写っていました。

 最後の大会は、どの部も悔いがないように頑張ってほしいと思います。自分のために、仲間のために、廿日市中学校のために…。応援しています!

2023年7月3日(月)
修学旅行説明会

2年生の保護者を対象に、修学旅行の説明会を行いました。実施時期は9月5日()~7日()、目的地は関西方面です。旅行会社の担当者からは、日程や保険、費用、キャンセル料のことなど、旅行全般について説明がありました。
 2年生には、次期、廿日市中学校のリーダーとして、今回の修学旅行を一つのステップにしながら、さらに成長してもらいたいと思っています。

 今、2年生では、修学旅行を自分たちで、よりよいものにしていくための活動が始まっています。ルールを守り、お互いを思いやりながら、修学旅行の目的を達成して、思い出に残る2泊3日にしてほしいと思っています。ご家庭でも、お子様に、修学旅行参加に当たっての心構えをお話しいただければ幸いです。

2023年7月3日(月)
体細胞分裂が行われている細胞を探そう!

 3年生が理科の授業で、成長しているタマネギの根の細胞について顕微鏡で観察し、体細胞分裂が行われている細胞を探しています。
 体細胞分裂が行われている細胞では、「これぞ染色体!」といったひものようなものを見ることできます。
 生徒たちはそれぞれ、顕微鏡を操作してお目当ての細胞を探しています。なかなかお目当てのものが見付けられない中、2つに分かれる染色体がはっきり見える細胞を発見した生徒もいました。

 生物は、1つの細胞が2つに分かれ、それぞれの細胞がまた体細胞分裂を繰り返して成長していきます。生物の成長って不思議だけど、うまくできていますね。